大腿骨骨折を起こしているのに歩けるという不思議な事例があります。
骨粗しょう症で骨自体が弱っていると、少ない力でも簡単に骨折してしまいます。
その際大腿骨頚部だけの骨折であった場合、痛みも少なく普通に歩行出来る場合があります。
当然、歩けるから大丈夫というわけではありません。
大腿骨骨折では、骨折部位や全身の状態などの総合的な要素を考慮し、二通りの治療からどちらかを決定します。
酷い場合は手術ですが、必要でなければ患部を安静に保ち、自然に骨がくっつくまで待つ、保存的治療を行います。
保存的治療は自然に骨がくっつくまで待つ為、かなりの期間横になり安静にしている必要があります。
長期間の寝たきり生活もありえますので、特に高齢者の方は避けた方が良いでしょう。
高齢者は早く手術をし、起きていられる状態でいることが大切です。
手術には骨折部を金具で固定する方法や、人工の骨に置き替える方法があります。
手術方法の選択も、骨の状態や患者の身体を考慮して決めます。
前述のように歩ける場合もありますが、骨折部から脂肪の粒子などが体内に進入し、肺で詰まって死に至ることもあります。
放置はせず、早期の適切な治療を行いましょう。
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